It pays to speak English | vox - Research-based policy analysis and commentary from leading economists
yuco:
これは面白い。インドにおける英語の能力が収入に及ぼす影響を調べたワーキングペーパーである。
英語の能力は{流暢、すこしできる、全くできない}にわけ、調査対象者は、{学部卒/なし}、{36以上/未満}、{男性/女性}に分けて調査をした。この結果がTable1である。
左側二つのカラムが男性、右側二つが女性。左型二つのカラムのうち一番目のカラムは英語がすこしできる層に比べた流暢な人間の収入の増加具合であり、二番目のカラムは英語が全くできない層に比べた少しできる人間の収入の増加具合である。
これをみると明らかなのは、男性も女性も学部卒であるほど、そして若いほど英語のスキルによる収入増があるということだ。つまり英語の能力は学歴と補完的であるというのがこのワーキングペーパーの結論。
また、女性で学歴がない場合は、むしろ英語がしゃべれないほうが収入が高いという、インドの女性蔑視的・学歴社会的な傾向を垣間見ることができる。
なるほどね。日本でもこの傾向はあると思う。世界がleveledされて、そのリンガフランカが英語になっている現状では、若い人ほど「普通に」英語ができないと、難しくなってくるよね。
これはもちろん、測定可能性の問題から会社に雇われている人に対する収入調査だと思うので、自営業や起業家については調査していないと思う。これをひねって解釈すると、英語がどうしょうもなく苦手なら、英語能力を必要としないかわりに収入が低いポジションの雇われ人になるより、自分で起業するというリスクをとるのもありなのではないか。もちろん、かなり論理は飛んでいるけれど。直感的にも、「バカとブスこそ東大へ行け」じゃないけれど、「英語ができないヤツこそ起業をしろ」というのはなまじ間違ってないような気がする。だって、日本にある普通のほとんどのスタートアップは、海外の会社と取引をするということはほとんどないよね。